【駆け込まない寺】No.010

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【駆け込まない寺】No.010

⑩ 日本語を教えてあげてください。

コミュニケーション能力アップと相互理解がトラブルを減らすって事は今まで説明してきました。

その為に、外国の若者達に
「日本語を教えてあげてください。」

「日本語を教える」と聞いたら、日本語教師に教科書に参考書に辞書、日本語学校、日本語教室なんてのを想像される方が多いのですが。 それは基本的な語彙や文法の勉強。 実は日本語で会話ができるようになるのに有効なのは、、「耳の訓練」なのです。

日本人の子供はどうやって日本語を覚えますか?? 3歳くらいから日本語を話しますよね。教科書や辞書で勉強してますか?
子供は日本語を聞いて覚えてるんです。
耳で覚えるって奴ですね。
単語は教科書や辞書から、、、そしてコミュニケーションに有効な日本語は「耳」から覚えるのが結構速いんですよ。
東南アジアの街中にストリートチルドレンというか物売りの子供がいますが、その中に流暢な日本語で話しかけてくる子供がいるので驚くことがあります。外国の子供でも学校行かなくても日本語話せるようになるんです。

という事で、日本語をたくさん聞かせてあげてください。あなたから話しかけてあげてくださいね。
ドラマやアニメ、映画なんてのも結構効果的。 ニュースも良いのですが、ニュースはN1レベルでも理解できない日本語が沢山飛び出してきますから難しいでしょうね。ニュースはやめましょう。 毎日、天気予報見てから出社させるってのは有りかも😜😜😜

あなたから、業務の中で、休憩時間中、終業後に若者達の宿舎で、、沢山沢山日本語を聞かせてあげてください。話しかけてあげてください。

母国語禁止!! なんてことをやる会社もありますが、あまり効果ないんじゃないかなー。それよりも日本人社員が沢山沢山話しかける方が効果ありますよ。

笑い話になりますが、、多国籍で外国の若者を受け入れてる会社では共通語は日本語となります。 ある国の男の子が別の国の女の子と親しくなりたい一心で、、日本語で話しかけ続けていたら日本語がとても上手に、、、なんてのもありました。

そして若者達には、、教科書も参考書も辞書も、、音読する様に指導してあげてください。 自分の声でも読むと耳から日本語が入ってきます。 目と耳から同時に日本語が頭に入ってきます。
同僚が教科書を読んでたら他の若者の耳にも日本語が届きます。

日本語教育能力検定試験の資格無くても大丈夫、あなたが若者達の耳を育ててあげてください。

😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀

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