【駆け込まない寺】No.002

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【駆け込まない寺】No.002

② 外国の若者を理解しましょう。

ところで何を理解すると良いでしょう??

1.若者の母国を理解しましょう。
母国の文化の理解
母国の習慣、常識の理解
母国の生活の理解

さまざまな文献を読むのも良いですし、その国の人と交流するのも良いことですね。
お勧めは「百聞は一見にしかず」現地に行って実際に見てくることですね。 日本の文化や常識とのギャップを実際に見るってのは、インパクト大きいですよ。その若者の育った環境を観察すれば、何故その若者がそのような行動を取るのか、何故我々が言っていることを理解出来ないのか、、、どのように日本人側からアプローチするべきなのか、、、わかる時がありますよ。
東南アジアは、清潔の基準なんて日本とはかなり差がありますよ。 掃除なんてのも、土間、土足で育った若者の基準はかなりずれてます。 生活レベルの差も大きいですね、日本の家庭なら普通にある家電を見たことも触ったことのない若者も居ます。 掃除機、洗濯機、エアコン、電子レンジの無い家庭なんて、まだまだあります。使い方なんて知らないし、それらに手入れが必要だなんて全くわからないのです。

2.若者と向き合って話を聞きましょう。

ここで難しい問題が発生します。

相互理解、コミュニケーションには言語の問題が起きてしまいます。
話をするにしろ、話を聞くにしろ、それぞれの言葉が理解できなければ、それは唯の雑音。 相手を理解する為には、相手の話す言語を理解する必要があります。 相手に日本語能力を向上してもらって日本語での会話で理解を深める方法もありますし、あなたが外国語を勉強して会話するという方法も、通訳を介して話をするという手も有ります。

いずれにしても、外国の若者からしっかりと話を聞いて、理解を深めるところから始めて下さい。
多くの場合雇用関係や就労の問題で、日本側からの、日本語による一方通行の説明から始まりますので、相互理解からはほど遠く、トラブル発生の一因となります。
技能実習も特定技能も法律では、「内容を余すことなく理解出来る言語で、十分に理解させて署名を得る必要がある。」と規定されています。
監理団体も登録支援機関も、通訳を確実に確保してしっかりと説明しておかないと痛い目に遭います。ご注意を。

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【独り言】

受け入れ機関の方は、常勤の通訳のいない団体とのお付き合いは考え直した方が良いでしょうね、、外国人に駆け込み寺等に駆け込まれない為には、あなたの会社か監理団体、登録支援機関に常勤の通訳は必須だと考えておいた方が安全ですね。 通訳のいない職業紹介所も同様、しっかりと確認してから契約して下さい。トラブりますよ。

😜😜😜😜😜😜😜😜😜

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