【帰国しないで残ってよ!】
「えっ?帰国するの?帰国しないで残ってよ!」
ははははは、残念ですが手遅れです。とっとと帰国してもらってください。
若者が言い出したら、残念ながら時すでに遅し、帰国願望は強く、下手に引き留めるとトラブルになってしまいます。
条件提示して在留させようと交渉の為に通訳手配なんてしても😄😄😄 良い結果にはつながらないですよ。 嫌われて終わり。
そもそも本人が帰国の意思を固める前に手を打っておかないと、、難しいでしょうね。 どこかの記事で外食のアルバイト募集に1800円の時給出してるところがありましたが、技能実習でも特定技能でも、そのような驚くような条件を提示してあげれば、引き留められるかもしれません。しかしそんな処遇にしてしまったら、次に入ってくるの若者への処遇は? 今居る外国人や日本人への処遇は?
帰国しないで残ってくれる若者。都会の会社に転職しないで残ってくれる若者。 あなたの会社に残ってくれる若者、、つまり定着してくれる若者、、、、それはそもそも何年も前、、採用の前から始まり継続の必要な、あなたの会社の取り組みが一つのポイントになります。 今頃騒いでも、、んー、、、遅いのですよ。
ポイントは、コミュニケーション。若者の話をあなたがどれだけ聞くことができるか、、かな?
面接前後
①あなたの会社の説明、仕事の説明をしっかりとやって、そしてその反応、感想をきちんと聞いてますか?
②本人の夢や希望、日本に来ることの期待や不安、聞いてますか?
入国後
③初めての日本、わからないことだらけの日本。 不安な事、わからない事、きちんと聞いてますか?
④家族と離れての生活、ほとんど会社と寮との往復。そんな生活への不平や不満、きちんと聞いてますか?
⑤3年5年8年10年、、、、キャリアアップや人生設計、生活設計の話、きちんと説明して若者から話を聞いてますか??帰国後の夢の話なんてしてますか?そしてキャリアアップさせてますか?支援してますか?
ここまで書いたらポイントに気が付かれるかな?
言葉の通じないカタコトの外国の若者の考え、本心をどうやって聞き出しますか??
・通訳を雇用??
・自分で外国語を勉強する??
・若者に日本語を勉強させる??
・あなたがやさしい日本語を勉強する?
はい、この4つを全部やって下さい。そうすれば時間はかかりますが、良い結果に向かいます。
・最初は通訳に頼るしか本心を探る方法はないかもしれないですね。
・目の前に外国語の先生が居るのですから、若者達に外国語を教えてもらってください。喜んで(面白がって?)教えてくれますよ。
・若者達にJLPTの試験を目標に勉強をさせましょう。時々あなたが教えてあげてください。聴解の訓練には日本人の読み手が必要ですから、、読んであげましょう。
・やさしい日本語はあなたの日本語の勉強になりますよ。確実に相手に伝わる日本語の勉強。ビジネスでも役に立ちます。
という事!!😄😄😄😄😄
外国の若者からしっかりと話を聞いていれば、転職リスクも退職リスクも少なくなるのです。
外国の若者としっかりとコミュニケーションを取りましょう。 まずはあなたの日本語が通じているかどうかを聞いてみるのが良いですよ。
「わかりましたか?」と聞いたら、「はい!わかりました!」と答えるのは条件反射です。パブロフの犬ですから勘違いされませんように。😄😄😄😄😄
次の若者が入国してきたら、日本語教育を実施してみませんか?若者達の為に、あなたの為に、、、。効果は確実に有りますよ。
直ぐに日本語能力試験に合格しなくても構いません。あなたとの日本語でのコミュニケーションの量が増えれば、、一つ成功ですよ。
あなたの考えが伝わります。若者達の考え、気持ちがわかります。
日本人社員なら、そんなに積極的にコミュニケーション図らなくても、なんとなく察することが可能なのですが、、外国の若者には一歩近寄ってあげてください。
再び、、、日本語教育、、やってあげてください。 あなたの為です、会社の為です。 金も時間もかかりますが、頑張って教えてあげてみて下さい。若者達が変わり、日本人社員が変わり、会社が変わり、経営者が変わり、、、笑顔が増えている会社はあるのですから、是非。
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【独り言】
通訳、、、バラツキ大きいですよ。
まずあなたが通訳と話をして、あなたの言ってる事、考え方を理解できているかどうか、、しっかり確認してみてください。 おいおい!何を通訳したんだ!! なんて事も有りますからご注意を。 通訳が変にプライド高い場合、知らない単語や、わからない言葉、難しい言葉を平気でカットして通訳する場合もありますからご注意下さいませ。多くの方が経験あるんじゃ無いかな?30秒以上喋ったのに通訳が数秒に短縮して通訳😱😱😱😱😱
翻訳機、Google翻訳
悪くは無いですが、ニュアンスが伝わらない可能性がありますから、そこは相手の目を見ながら、反応を見ながらしっかりとコミュニケーションをとってみてください。
まあ、あなたの熱意は伝わりますから、手を替え品を替え、時間もかけてコミュニケーションを取ってみてください。
それが、、、将来の「帰国します!!」「転職します!!」に対する予防策のひとつのポイントです。
※それでも賃金差や環境等で退職、転職する場合は有ります。それは諦めて下さい。以前お話ししましたが、広島東洋カープ作戦でもご検討くださいませ。上手くいけばお互い笑顔で送り出すことができます。
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