勘違い？？

【入国再開の勘違い】

入国再開！！　先月業界が大喜びした時に感じた違和感。

これは帰国再開なのでは？？

入国再開=出国再開=帰国再開

入国手続きで悩むと同時に出国対応、帰国対応もしっかり考えておかないと、先々いろいろ痛い目に会うと思うんだけどなー。

今の間に全体的に色々見直した方が良いと思ってます。

⭐️入国も出国も可能に、、、

という事は海外からも関係者が出張で日本へ、、日本から視察や面接で海外へ。

出入国再開すると確実に動き始めます。　海外の団体がカタコトの日本語で積極的に営業活動を始めます。　　海外出張はどうされます？　求める人材を確保されるのなら、現地まで足を運ぶ事をお勧めします。　確実に選抜レベルは上がりますし、その後の覚悟もできるようになります。

とにかく、採用する若者を現地で面談してしっかりと確認する事です。

⭐️入国が増えたら当然帰国も増えます。

・帰国困難で在留していた帰国願望の若者は、帰国に向けて動き始めます。　

・帰国したくない若者は、在留期限までに資格変更目指して騒ぎ始めます。　

共に、今の雇用主からすると悩みの種になる要因。

今入国が止まっている間に、しっかりと話をしてあげてくださいね。

帰国困難の特例措置が無くなり、元の状態に戻ったらどうなるのか、その時の選択肢を、、雇用主、支援団体、そして送り出しの立ち位置それぞれ色々なパターンがありますから、しっかりと話をしてあげましょう。

母国の景気にも大きく影響を受ける話ではありますが、予想としては、帰国する若者も結構多いんじゃないかなー。

・その後のキャリアアップのイメージ説明して引き留め作戦される所もあるでしょうね。

・特定技能の資格取得済みなら、帰国しても又いつでも日本で働くチャンスがありますから、帰国する子は多いでしょうね。　

技能実習生は帰国旅費日本側負担ですから、帰国する子は更に多いでしょうね。

入国再開、両手を挙げて喜んでるだけではダメみたいですよ。

そうそう、、帰国開始の混乱！！　に最も強いのは、、「定着」「人材育成」を軸にして外国の若者に接してきた企業や団体だと思いませんか？？

【多文化共生の勘違い。】

日本人のマナーやその倫理観を捨ててまで、海外の様々な価値観を我慢して受け入れるのが多文化共生だと勘違いしている方は多い。多様化という言葉の使い方が少し問題なのかもしれない。

外国の文化を理解しろ！！　その行動を認めてあげなさい！！と叫ぶ方達は多い。

多文化共生は、日本に住む多くの国と地域の方に、日本文化を理解してもらい、日本で永く平和に安全に笑顔で日本人と一緒に生活してもらおうという考え方である。

各国の文化や基準を日本人側が全て許容して、相手の好き勝手に日本で暮らしてもらおうというのではない。

日本人が子供を躾けるのと同じように、外国の人々に日本のマナーやルールをしっかりと覚えてもらい、トラブルの少ない日本での生活を送ってもらおうというのが多文化共生である。だから多くの役所や市町村で、数多くの日本の様々な案内、ルールやマナー、手続きなどを書いた文章が多国語に翻訳され続けてる。外国人に日本のルールや日本の手続きを理解してもらうために翻訳しているのである。更にコミュニケーションの問題を少しでも減らすために、日本人に対してもやさしい日本語の教育、普及も実施されている。　全て日本を、日本文化を、日本のルールを理解してもらうためである。

ゴミの分別なんてやってない国で生まれ育ったから、それを文化と認めて、多様性を認めて、その人にはゴミの分別ルールを免除しようという話ではない。

ダメなものはダメなのである。

知らない事は理解するまで教えてあげましょう。出来ない事は出来るようになるまで、やってみせて指導してあげましょう。

日本全体で外国の方達を育成指導して住み易い日本を作りましょうというのが多文化共生。

多様性をなんでもかんでも認めろ！！ではなく、多様な文化の知識を持って、外国の方達に暖かく接して、日本での生活の指導をしてあげましょうという話。

じゃないと、過激な文化、過激な政治信条、極端な行動、、何でもかんでもご自由に、、、なんてことになる。基本的人権、自由、権利、は当然であるが、日本は法治国家、限度はある。　

基準は日本の道徳や倫理観、日本の文化や価値観、日本の法律やマナーなのですから。

共通言語は、「やさしい日本語」となると良いでしょうね。

多文化共生はその環境を整えて、外国の方達を日本で暮らしやすく育成しようという施策だと僕は考えてます。

企業は人なり

国家は人なり

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