【駆け込まない寺】 No.001

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【駆け込まない寺】 No.001

① 付き合う相手を選ぶこと。

(送り出し機関)
これは空港に出迎えに行くとよくわかります。 同じ送り出し機関の若者が固まって出てきます。
きちんと指導されて礼儀正しく出て来る若者、勝手気ままに歩き回る若者、出迎えの担当者の話を聞こうとしない若者、、、いろんなレベルの若者を見る事ができます。
その送り出しがどのような指導をしてきたのか、日本で最初に観察できるタイミングです。 是非一度外国の若者の出迎えに行ってみてください。 日本語能力重視で選択される事も悪くはないですが、それは個人個人の能力の差の影響の方が大きく、付き合う相手の判断基準としては、その態度であったり、礼儀正しさでの判断をお薦めしておきます。
空港で、見事に差のあるグループを目にされると思いますよ。
PCR検査の陰性証明提示が無くなり、日本から海外出張へ行きやすくなりました。 是非とも現地訪問して事前教育体制の確認、現地での面談面接もご検討ください。
百聞は一見にしかず。
WEB面接も増えていますが、やはり現地で目を見て話をすると、いろいろな事が見えてきますよ。

(監理団体)
判断要素が結構多いので複雑になります。 忘れてならないのは「類は友を呼ぶ」😀😀😀ロクでもない企業は、健全な監理団体には相手にされませんし、追い出されてしまいますから、ロクでもない監理団体に集まるって事。

まずは監理団体の受け入れている技能実習生を見学に行ってみてください。実習生のレベル、実習実施者のレベル、提携している送り出し機関のレベルを確認する事ができます。「良い送り出し機関ありますよ」「良い監理団体ありますよ」他人の話は信じない事。ご自身の目で見てご確認ください。一度その監理団体から受け入れると、切り替えるにしても最低3年はお付き合いすることになります。結構面倒臭いですよ。
監理団体の事務所の見学も必須事項。 あなたの会社の資料がどんなレベルで管理されるか、、、机の上、棚、しっかりとご確認ください。机の上が乱雑で不要物やゴミを整理することのできない監理団体が、実習生の寮へ行って、整理整頓を指導できるはずがありませんから、、、😀😀😀😀
その監理団体が監理している企業の見学も、、実習生の寮の見学もおすすめですね。見に行けばその監理レベル、、よくわかりますよ。

特定技能も同様、、登録支援機関の生活指導(生活オリエンテーション)の能力がどこまであるのか確認するには、現場を見に行くのが一番ですよ。 まぁ、説明時点で他責の話が出たら、契約しないことですね。外国人が「出来ない」のは外国人が悪いのではありません、基本、団体や指導者がアホなのです。
「人材育成」って切り口から考えるとよくわかりますよ。 あなたの前にいる外国人がアホなのではなく、あなたの前にいる監理団体や登録支援機関が、指導・支援・育成出来てないだけなのですよ。

監理団体でも登録支援機関でも、大きな団体もあるし小さな団体もあります。全国区でやってる団体と近隣県のみでやってる団体、様々ですが、、、僕は全国区はお勧めしません。何かあった時に即時対応可能な近場の相手と契約しましょう。長い付き合いになるのですから。遠いところの団体はコストが上がるだけです。団体の経験値とか処理能力は上がりますが、距離は縮めることは不可能ですから、、、。

餅は餅屋、、、業種を絞った団体はお勧めなのですが、法遵守に関しては業界特有の甘えも出てきますから、ご注意下さい。「うちの業界では仕方ない」なんて、残業300円なんてのが罷り通る縫製専門の監理団体なんてのも、「労基法は適用外だから、、」なんて甘えからスタートする農業専門、、「建設業界の常識だから、、、」なんて問題の多い建設業、、、一部の甘えた団体が問題起こしてますが、、、
ただ、餅は餅屋というのも真実。
介護なんてのは「なんでも対応可能、介護もできます!」なんて所よりも、介護専門の監理団体や登録支援機関に依頼された方が確実で安全ですね。スタッフ全員が専門家なのですから。「全業種対応可能!」なんて監理団体や登録支援機関にあなたの会社の業種の専門家が何人在籍してると思いますか? ど素人に相談しても何も得られませんよ。
外食なら外食の専門、宿泊なら宿泊の専門、介護なら介護の専門に、依頼してみるのが良いと思いますよ。
そもそも、話が通じますから。
そして、しっかりとその団体が受け入れている外国の若者を見て判断されることをお勧めします。

外国人材の雇用、、、ポイントの1つは、「誰とお付き合いするか」

魑魅魍魎湧いて出てきています。騙されないようにご注意くださいませ。
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【独り言】

もともと人材不足の日本、コロナで入国が制限されて、外国人材は完全に売り手市場。(中には海外で集めすぎて慌てて売り飛ばそうとしてる団体もありますが、、😜😜)

売り手市場に変わって、浮上してきたのが、「わがままモンスター」
何故かベトナムに多いのですが、他国でもチラホラ。
こちらの話を聞かずに、、、
「辞めます!」「転職します!」「聞いてない!」「話が違う!」「入管に通報する!」「部屋を変えてください!」「彼と同居したい」
中には「妊娠しました」なんてのも。 これがN5、N4、N3程度の日本語能力ですから、日本語で話し合いするのは困難、通訳通してもなかなかお互い理解し合うのは難しい。
誤解、理解不足からくるものもあるのですが、とにかく売り手市場になってから、人権ガー!と叫ぶ人たちが出てきてから、ワガママモンスターが増えてることは事実。

飛行機に乗せない事が1番なのですが、猫の手も借りたい日本の企業、モンスターを飛行機に乗せちゃうんですねー。

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