はい、わかりました!

人材育成

「はい、わかりました!」

外国の若者達からこの言葉をよく聞きます。
「はい!わかりました」
「大丈夫です!」
元気に明るく返事をされたら、信じちゃいますよねー。

しかし、実は、わかってはいないのですよ。大丈夫ではないのですよ。
母国の日本語教師から、「わかりましたか?」と聞かれたら、「はい、わかりました」と答えなさい、、と、教えられます。
条件反射のように、元気良く「はい!」と返事します。
ですから、皆さんは、「わかりましたか?」と聞かないでくださいね。
何を理解したのかを聞いてください。何がわからないのかを質問してあげて下さい。
あなたの指示を、復唱させるのが良いかもしれませんね。

外国の若者達の「はい、わかりました!」に騙されないように気をつけてください。 彼らの「はい!」は、挨拶や掛け声のようなものだと考えて下さいね。

会話の訓練の初期に、僕は外国の若者達に、〜ですか? 〜ですね?
を使うように教えます。 これを使うと、日本人との会話が1往復以上増えるのです。 疑問形、質問をすると、日本人は必ず反応します。 更に優しく説明してくれたりします。日本語を少しだけ沢山聞くことが出来ます。耳の訓練にもなります。間違いに気がつくことが出来ます。
理解していることが確認出来ます。

「明日は6時に会社に出てきて下さい。わかりましたか?」
ここで、
「はい、わかりました!」と答えてはいけない。「はい、明日は6時に会社ですね!」と答えるように教えます。

そうすると、「おう! 寝坊するなよ!今晩は早く寝なさい! 遅くまでスマホ弄ってないで!!」
なんて、、日本人とのコミュニケーションが進みます。

疑問形、質問ってのは、お得ですよ。

※たまに、質問ばかりで、面倒くさくなることもありますが、そこは我慢して付き合ってあげて下さいね。

外国の若者が、なかなか覚えない!ちゃんと聞いてない!ミスばかりする!
のではないかもしれない、、、
彼らが理解していない事に、あなたが気が付いていないだけなのかもしれませんよ。
教えたつもり、伝えたつもり、、、にならないように、、、頑張ってください。
😄😄😄😄😄😄😄😄😄

「はい!わかりました!」
😜😜😜😜😜

 

 

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