技能実習の面接

技能実習

技能実習の面接

技能実習も特定技能も、殆どが面接で内定を決めます。ほんの一部では関係者の推薦だけで決まる場合もありますが、、、
面談する時間は1人15分?30分?
異なる文化の中で20年30年人生を送ってきた若者を目の前にして、通じない日本語で、、、😱😱😱、。
特定技能の場合、転職自由ですから、離職率や定着率だけ考えて簡単に面接して採用という考えでも良いかもしれませんが、、、技能実習生の場合、帰国するまでの3年(5年)間は解雇なんてできませんから、実習の最後まで責任を持って受け入れなければなりません。

さて、あなたはどんな面接を行いますか?

技能実習の場合、送り出し機関と監理団体が必ず関与しての受け入れとなります。制度としては非常によくできていて、、募集や入国前人材育成を送り出し機関が、全体の調整監理、入国後の様々な支援を監理団体が担当するという仕組みになってます。
特定技能は、外国の若者と受け入れ企業だけでも成り立つ制度。15分程度の面接でどこまで双方のマッチングレベルが上がるのか、、、、離職率上がらなければ良いなーって心配してます。 技能実習の離職率ってのは失踪とその他病気や怪我等の帰国合わせても10%程度じゃないかしら?もう少し低いかも。特定技能がどの程度の離職率になるのでしょうね??

採用面接では、、、
①日本語や計算能力、体力等の本人の基本能力の評価。
②性格や人間性、考え方などの評価。
③業務に関する技能レベルの評価

面接で確認するのは、普通こんな感じかな?

各企業で採用の基準となる項目は異なります。面接も各社それぞれ思い思いの面接を実施されますね。

コロナでWEB面接大流行りですが、僕は技能実習でも特定技能でも、母国へ行って面接される事をお勧めします。(在日留学生、在日実習生の場合でも実際に面談される事をお勧めしますね。)実際に顔を突き合わせて話を聞いてみて表情を見て気がつく事もありますから。

面接の時間が多く取れないときのほうが多いですから、、事前に実施できる物は出来る限り面談面接の前に済ませておきましょう。
単に確認するだけの試験や情報収集は、面接時に実施したり質問したりするのは、時間がもったいないです。
日本語能力は算数の試験やIQ試験と結構相関がありますから、、一夜漬けで丸暗記した自己紹介なんてのは、それは送り出し機関の講師の能力評価項目で、、、本人の日本語能力は、別に考えるべきですね。😜😜😜まぁ、努力は認めて自己紹介は笑顔で最後まで聞いてあげましょう。😜😜😜

ただ、僕が必ずお勧めする事が2つあります。 どちらも性格や人間性を確認する物なのですが、、

①複数人に何か指示して実施させる試験や検査。
体力測定だ!といって、腕立て伏せでも反復横跳びでも、かけっこでも。適性検査だと言ってトランプの並び替えでも、箸で豆の移し替え試験でも、、その中身はまあ、何でも良いです。
はじめての作業、行動を指示します。(母国語で通訳に指示してもらってください)それをきちんと聞いてるかどうか、しっかり観察してみてください。聞いている時の態度を観察してみてください。そして実際に実施させて、ルールをきちんと理解してるか、守っているか、、
候補者それぞれ、、いろんな若者がいます。 腕立て伏せの回数の順位ではなくて、その若者の、「取り組む姿勢」の順位が見えてきます。

② そして圧迫面接😎😎😎😎
「あなたの夢」「苦しかった事」「辛かった事」「楽しかった事」
等を質問して、、その回答に対して更に、「何故?どうして?」を数回繰り返します。 意地悪な質問ですが、、、顔をよくみて反応を観察していると、、言葉がわからなくても心の動きが少し見えてきます。
困ったり、誤魔化したり、一生懸命だったり、諦めたり、、、
性格の一端が確認できる時があります。
この質問する場合は、あなたが雇用している通訳を使う事をおすすめします。 送り出し機関の通訳の場合、その変換回路に少しオフセットがかかる傾向がありますから、注意してください。 通訳の日本語能力も関係するのですが、若者が一生懸命説明して話してくれたのに、通訳は「○○です」😱😱😱
「おいおい、その何十倍も喋ってたのに、それだけか??」なんて事も、海外のロクでもない送り出しのあるある。😜😜😀😀

短い時間ですし、日本語での相互理解は、ほぼ国難です。特定技能でもN2以上でないと基本無理だと思ってます。通訳の良し悪しは確実に面接結果に影響しますから、ご注意くださいませ😀😀😀😀
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【独り言】

WEB面接、流行ってますが、大丈夫かなー。
僕も何度かWEB面接に参加させてもらったが、、「その質問、事前にアンケートでも作って渡せば済むのでは?? 通訳使って聞く必要あるのかなー」なんて感じる事がよくあります。

反応を見るのにWEB面接は、音声、画像、映ってない部屋の関係者の反応、かなり情報量少ないですからねー。

現地面接はオモロいですよ。開始前の候補者の行動等も観察できる😜😜 前日から準備してるところなんて確認したら送り出しのパワーも見れる。当日、必死になってアピールしてくる若者もいます。やる気ないの見え見えなんてのも。
その情報量は何倍も多いですよ現地面接は。

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面接のテクニックみたいな話になりましたが、、、最も大切な事は、、雇用主側が、、採用の基準を明確にする事。 ここがふらつくと良い結果にはならない場合が多いですね。
基準未達なら採用ゼロ。
その覚悟も必要です。
基本的に何があっても最後まで面倒を見る技能実習生なのですから。
彼らもそのあなたの覚悟に、あなたの期待にきっと応えてくれますから。

転職自由の世界とは少し違うかもしれませんね。

転職が好き勝手自由に出来ないから技能実習は奴隷制度だ!! なんて言われてもねー。

😀😀😀😀😀😀😀

面接に関しては、まだまだみなさんにお伝えしたい事があります、、。

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