あちゃー、ひらがなもカタカナも

人材育成

【あちゃー、ひらがなもカタカナも】

コロナの影響で、入国してきた若者達の日本語能力が2極化してます。
実習生がN3で入国。
入国してすぐにN2を受験。「良い人が来てくれた😀😀」という受け入れ先もある一方で、「あちゃー、ひらがなもカタカナもダメだ😱😱😱😱」😭😭😭😭ガッカリされた受け入れ先も、、、結構いらっしゃるのでは??

さて、どのように対応すると良いのでしょうね。

「美しい人はより美しく、そうでない人は・・・・それなりに(フジカラー)」ってのがありましたね。樹木希林と岸本加代子だったかな? 古いねー。

コロナで入国待ちしてる間にしっかりと日本語を覚えてきた若者には、次のステップをしっかり話し合ってN3N2N1へのステップアップのスケジュールやその支援体制を考えてあげてください。自習、独学の習慣がついてますから、教材を買い与えて、計画を立ててポイントポイントでのフォローだけすれば、必ず良い結果に結びつくと思います。
褒めて伸ばす作戦が効果を出すんじゃないでしょうか。3年後期待できますねー。

そうでもない、それなりの子をどうするか、、
勉強の習慣も、自習の習慣もついていません。 そもそも日本に来る目的目標がずれているのかもしれません。「お金を稼ぎたい!!」が目的目標でも良いのですが、日本語を理解しないでお金が稼げるほど甘くはない会社の方が多い。指示命令が伝わらない、何かある度に通訳が必要、その若者のためだけに手間と時間がかかるとなると、会社も困ってしまいます。
しかし、面接でその若者を選んだのは経営者や責任者の方、放り出すわけにはいきませんからねー。
強制帰国なんて選択肢は有りませんよ😜😜😜😜

まずは、本人にしっかりと理解させることでしょうね。日本に来て日本語がわからないと、自分が損をすることをしっかりと説明する事かなー。

・仕事を覚える為には日本語が必要な事。
・仕事を覚えないと仕事を与えられない事。
・仕事が与えられないと、残業や休出なんてあり得ない事。
・そうすると目標の金額のお金が稼げない事。
更に・・
・入国後9ヶ月頃に日本語で試験がある事。
・試験に落ちたら2年目の在留カードがもらえない事、帰国しないといけない事。

・買い物に行っても、日本語が必要な事。
・休日に遊びに行っても、そこは日本でふから日本語表示ばかり目にする事。
・バスや電車に乗るにも日本語が必要。
・人に道を聞くにも母国語では通じない事。
・警察行っても、役所行っても、日本語である事。

日本語がわからないと損をする事をしっかりと教えてあげて下さい。

まぁ、説明しても、やる気がないのなら、諦めるしかないかもしれないですね。 殴ったり蹴ったりして日本語教えるものでもありませんから。

9ヶ月後にある試験、不合格になるでしょうから、、それまで健康と安全に十分気をつけて実習を実施するしかないでしょうね。
面接で選んだ経営者の責任を果たすしかありませんね。

少しでもやる気が出たなら、日本語の勉強は、まずは復習から実施するように指導してみてください。彼らは「みんなの日本語」の25課程度まではほぼ全員勉強していますから、、それぞれの課の練習問題でも毎週実施してあげてください。
手間がかかりますが、仕方ありません覚悟を決めて、定期的に時間を作って指導してあげてください。
やる気が出て、習慣がつけば、若いですし確実に日本語能力は向上すると思いますから、諦めずに継続してあげてください。

最近は日本語教室やオンライン講座なんてのもありますが、「それなりの子」にはお勧めしません。実習実施者または監理団体の方が指導された方が効果があります。というか、やる気が少なく勉強の習慣がない場合には、そういった外部の手を借りても無駄遣いになる確率が高いですね。社員が寄り添って、怒ったり褒めたりするのが良いですよ。社員の方と人間関係が出来上がる方がメリットが大きいです。
外部の力を借りて指導するのは、「美しい人はより美しく」のパターンですね。 金だけ出しておけば、勝手にどんどん美しくなります😜😜😜😜

以上は、日本語能力の2極化への対応に関する「独り言」😜😜😜
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もっと大切で、早期に対応しておかないといけないのが、、それなりの若者に対する、色々な説明。
賃金の事、会社のルールの事、寮社宅のルールの事、基本的な事をしっかりと、母国語で伝えておかないと確実にトラブルになります。最初の給与支給日、給与明細渡した時から誤解によるトラブルになりますから、、、、。
仕事自体も、通訳を使って指導しないと理解出来ないかもしれません。日本語能力アップするまで待ってられませんよね。
通訳の費用がかかったとしても、この新人教育の部分はきっちりと説明して、理解させてから実習をスタートさせないと、トラブルの確率は高いです。
特に現場での安全に関しての教育や指導に関しては、日本語のわからない若者に対して、日本語でやるべきではありません。母国語の資料や絵やマンガ使って説明するか、通訳を使って確実に理解させておきましょう。
「何度言っても理解しない!」と怒ってみてもダメなんです、、日本語で言う限り。

コロナの2年間ってのは、若者達にとってとても大きな時間でした。有効に使った若者、無駄に使った若者、家族や生活の問題で仕方なかったのかもしれませんが、、、日本側のうつ手はいくつかあったのですから反省するのは日本側かもしれませんよ。
入国出来ない間、ずっと生活費を送り続けて、定期的に日本語指導を続けた方もいらっしゃるのです。
コロナで入国が止まってる間、日本側が頑張って努力や苦労をされた方と、、何もされなかった方、実は日本側が2極化してるのです。
待たせてる間何もされなかった方は、入国後に頑張るしかないのではないかと、、、

独り言😜😜😜😜😜😜

繰り返しますが、、安全に関して、会社のルールの話、処遇の話は、確実に母国語で説明して理解してもらってください。トラブルの元ですから。
怪我でもしたら、元も子もないのですから。

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