介護の独り言②

介護
  1. 【介護の独り言】

⭐️外国人介護職員が増えて行く。

介護は他の業種と異なり利用者さんを相手とした仕事が主になります。物を作る仕事では有りませんから仕事のアウトプットは物ではありません。

日本語能力(会話能力)と、介護の知識と技能の教育が必要となります。

何度かご説明しましたが、外国人介護職を雇用するのに幾つかのパターンがあります、パターン毎に差があり、また個人差も大きいです。

・在日身分系外国人

・留学生のアルバイト

・技能実習生

・特定技能外国人 

  介護技能実習からの移行

他職種実習生からの移行

在日試験合格者

海外試験合格者

・介護福祉士の資格を持った外国人

・その他・・・

あなたの施設に外国人介護職員を受け入れるなら、、まずはその採用する外国人のレベル、、スタートラインの設定が必要です。

あなたの施設の教育育成体制に合わせたレベルの若者を面接して採用して下さい。

教育指導が出来ないのに、教育指導の出来てない若者を雇用してしまうと、あなただけでなく、スタッフの方も苦労されますよ。

 というのは、前振り、、教育育成の中身のイメージを技能実習を例にお話ししておきます。

5年以上日本で介護を続けるのが前提の話です。中には出稼ぎ目的の実習生もいます。介護って何?という実習生もいます。💩見て驚く実習生もいます。😜😜😜😜😜😜

1年目】

 日本語能力はN3をクリアしてN2の勉強に入るところまでは指導してあげてください。それが出来ればその後もうまく行きます。

N3は資格変更の要件から外れましたが、それに甘えてると、あなたが痛い目に遭いますよ。JLPTの試験日程に合わせて教育を継続してあげてください。※特定技能外国人も同じです。

介護教育は、9ヶ月後の技能検定試験の筆記試験はそれほど難しくは無いので、とっとと教えて、、1年目は初任者研修終了程度の介護教育を実施しましょう。 入国後講習を2ヶ月間以上設定して、そこで初任者研修済ませてしまうことも可能ですから監理団体と良く相談して下さい。この話について来れない監理団体、アドバイスすら出来ない監理団体からは介護を受け入れない事をお勧めします。

実技に関しては、介護技能実習評価試験の「試験評価者」の方に、一度指導を受ける事をお勧めします。

指導を受けるのは、技能実習生では有りません。あなたと日本人の介護スタッフの方が指導を受けて下さい。1年目(9ヶ月目)、3年目(26ヶ月目)が目安です。

あなたの施設の職員の方に、この介護技能実習評価試験の「試験評価者養成講習」を受講しさせて「試験評価者」にしておくというのも良い手ですよ。

https://www.espa.or.jp/internship/

(おまけ)

1年目は、業務に慣れる事も大切、施設の人間関係も大切。しかし絶対に習慣化してもらいたいのが、勉強の習慣。

毎日1時間勉強させてる施設もあります。休日に勉強教えてる所も。

公文式みたいに、宿題プリント渡して1年間訓練している所もあります。

⭐️施設で仕事をしながら、日本語と介護の勉強をする習慣を身につける

これが1年目。失敗すると後は惰性で技能実習満了を迎えることになります。 生徒が悪いのではありません。先生がつまらんのです😜😜😜😜

2年目、3年目】

勤続1年、、ある程度の業務は1人でこなせるようになってると思います。 ここで手を抜くと、介護福祉士の合格は遠ざかっていきます。

みなさんご存知のEPAN5N4レベルで入国するフィリピンとインドネシの候補生の合格率😱😱😱😱そしてN3レベルのベトナム候補生の合格率😄😄😄😄😄

しっかりと日本語能力を高めてあげてくださいね。

特定技能のN4スタートで介護福祉士狙うのは大変です関係者も「特定技能で日本へ行って試験に合格したら永住出来る!」なんて簡単に言わないでくださいね。合格しませんよ。日本人でも落第する国家試験なのですから、、、。

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000759777.pdf

 ある程度能力が上がってきたら、介護福祉士の国家試験に向けて、実務者研修の教材を使っての指導を開始しても良いですね。個人差がありますから、一人一人の進捗をしっかりと確認しながら、個別のカリキュラムで進める事も検討して下さい。

複数人に同じ教育やると上手くいがない場合が有ります。簡単過ぎたり、難し過ぎたりしてモチベーションの維持が大変です。

2年目では既に夜勤をやってる実習生も多いでしょうね。生活リズムと勉強のリズム、しっかりと確認してあげて下さいね。仕事が優先となりますから、どうしても勉強に力が入らなくなります。褒めたり煽たり、たまには叱ってあげて下さいね。

介護教育も、カリキュラムを作って、しっかりと進捗をおさえてくださ。毎日とは言いません、1週間1サイクルでも構いませんので、進捗評価を実施してあげて下さい。

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ここまで来たら、後は介護福祉士実務者研修をどうやって終了させるか、、それを決めて、、研修に合わせて介護福祉士国家試験の問題に取り組んで行けば良い。

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最短での介護福祉士国家試験合格を目指す場合の大きな流れとしては、このようになりますが、、まずこの流れが実現出来るのは、数%

日本語能力向上の段階で躓くと思います。 それは日本語講師の方達が1番よくわかってる。

「日本語教育能力検定試験」なんてのがあります。その資格をお持ちの先生が、毎日教えている日本語学校等で、、「N4の外国人が毎日8時間仕事をしながらN2N1に合格するまでどのくらい時間がかかると思いますか?」と、聞いてみてください。

毎日学校で授業をやっても、N4入学の子を2年でN1合格させるのは至難の業😀😀😀😀ましてや、夜と休日しか勉強時間が取れない実習生や特定技能外国人。

さて、、あなたはどうしますか??

今日はここまで。

😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄

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修ちゃんの独り言

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