【介護の事前教育と受け入れ後の教育】

人材育成

【介護の事前教育と受け入れ後の教育】

入国が再開して、介護施設にも技能実習生や特定技能外国人がたくさん働き始めています。
基本N4以上の日本語能力を持ってますから、簡単な日本語会話は可能。 2年以上の待機期間もあり、日本語能力を向上させて入国してきた若者達も多いですね。
看護学校や介護福祉士の方から介護に関しての知識や技術指導を受けて入国してきた若者も居ますので、、結構好評価されてる施設も多いですね。 これからも継続して入国が続くと確実に介護は技能実習も特定技能もどんどんと増えて行く気がします。
今のところトラブルめいた報告が多いのは、帰国困難で在留資格変更した留学生や元技能実習生ですね。 介護に対する知識不足等、ミスマッチの報告がありますね。今後海外試験合格組の特定技能外国人のトラブル報告が増えるのかなー、、、介護は中国とベトナムでの試験が実施されていないのでしばらくは、わがままモンスター関連のトラブル報告は少ないのかなー、、、なんて考えてます。フィリピンやインドネシアが多いですからね。😀😀😀😀ミャンマー、ネパール、タイ、モンゴル、、、増えて来るのでしょうね😀😀😀😀楽しみです。
※特定技能の試験の無い国からは技能実習での入国になりますから、中国やミャンマーからの技能実習生は、結構優秀な若者、、多いですよ😀😀😀😀

介護に関しては、他の職種以上に、「コミュニケーション能力」と
「介護の知識」が必要となると考えてます。 若者達に聞くと、「日本語が聞き取れない」「何言ってるかわからない」「漢字がわからない」なんてのもよく聞きますし、、、腰が🥲🥲肩が🥲🥲なんてのも、、。
慣れてしまえば問題ない!って考え方もありますが、、やはり最短で慣れてもらうのが一番😀😀😀

N3で入国してきた!N2合格した!
コロナのおかげで能力の高い若者も入国してきていますが、今後はN4レベルに収束して行くのは確実ですからご注意下さい。
N4+αレベルを雇用して運営して行く体制整備は必須かもしれないですね。特に地方では。 都市圏では処遇を上げて、N3レベルを最初から雇用出来る可能性もあると思いますが、地方ではかなり困難。 N4レベルに照準を合わせての受け入れ対応になるんじゃないかと考えてます。😀😀😀😀😆

海外の送り出し機関等には、、、
①N4合格後N3レベルへの授業の提供をお願いしましょう。教師のレベルも確認しておきましょうね。
②日本人との会話訓練を実施して、日本人の話す日本語を聞き取る訓練をやりましょう。送り出しに日本人がいないなら、日本側がネットを使って日本語会話の訓練を実施するのも良い手です。
③徹底的に訓練するのは、「耳」です!!
「日本語を聞き取る耳」を作ってあげてください。 日本に来てから、大活躍するのは「耳」ですから。耳が育ってないとコミュニケーションは成立しません。毎日筆談!!と言っても、漢字使った筆談でなんとかなるのは中国人ぐらいですよ。
とにかく、若者達の「耳」を訓練してあげてください。
その地方の方言等も、事前に耳慣れさせておくのも一つの手ですね。(これはオモロいからやってみてください😜😜)

介護の知識に関しては、、介護福祉士目指すレベルの内容を海外で教えるのは結構難しいですね。
基本的な作業を基本に、目で見て覚えてもらう、実際にやってみて覚えてもらうってのが早いでしょうね。
各施設での実際の介護作業をビデオに撮って見せてあげている施設さんも有ります。初任者研修の教材を使ってる送り出しもありますね。
声掛けとか、申し送り等の部分も、可能であれば、実際に訓練してみると良いのですけどね。日本人介護福祉士の方が指導するのが良いのですが、、高望みかなー。
様々な介助の動作も、たくさん見せてあげて、実際にやらせてあげて欲しいですね。

————————

介護でも他の職種同様にトラブルは有ります。
「聞いてた話と違う」
「こんなこと聞いてなかった」
「給料が少ない」
丁寧に説明して理解してもらっておくことをお勧めします。 配属後に理解するまで説明するのに、通訳が常駐していない場合、N4ではかなり難しいですから大変ですよ。

入国するまでに一つ大きなポイントがあることを理解しておきましょう。

————————

入国後は、、、、

進路指導をきっちりと実施してあげてください。本人の希望、夢、目標をしっかりと確認してあげましょう。 それに合わせた人材育成計画を立てて各施設で対応していきましょう。
①3〜5年で帰国を考えてる?
②介護福祉士を目指したい?
③結婚は?出産は?
まぁ、進路希望なんてのは突然気が変わるってのも有りますが、きちんと作成して共有しておくのが1番ですから。
年に2回のJLPT、技能実習技能試験。 初任者研修、実務者研修、国家試験受験、、、5年10年のカレンダー作って、キャリアアップ計画を作ってあげてください。

特定技能1号は5年。 入国時期によりますが、年一回の介護福祉士国家試験を受験して合格するのは結構厳しいことをしっかりと教えてあげてくださいね。
初年度からかなり勉強して、1発合格目指さないと、、過去のEPAのように涙の帰国になる事をしっかりと教えてあげておいてください。そして介護福祉士を目指すなら、施設の方は1年目からしっかりと指導開始してあげてください。指導する気がないのなら、、帰国希望の若者を選んで採用でもしないと、、本人は永住目指して、、施設は指導する気無し!なんてミスマッチになります。悲劇です。

————————
【独り言】

個人的には介護は技能実習スタートが良いだろうな〜って考えてます。
帰国するにしても、特定技能で再入国可能だし、、技能実習+特定技能でMAX10年働くことができますからねー。選択肢が最も多くなるパターンです。

特定技能外国人雇用して、介護福祉士目指すなら、、EPA以上に教育体制整えないと難しい事をご理解くださいね。

※そうそう、、介護福祉士の国家試験のレベルが想像している以上に高い事を、教えてあげるのも日本側の進路指導担当者の役割ですから、、😜😜😜😜😜

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
人材育成介護技能実習特定技能
シェアする
修ちゃんをフォローする
修ちゃんの独り言

コメント