引き抜き・転職勧誘

【引き抜き、転職勧誘】

増えてるなー

特定技能は転職可能！！

若者からすると、受け入れ企業に満足できなければ、就業規則の規定通りに、退職の意思を通告しさえすれば、退職が可能。職業選択の自由という権利の行使ですから、問題はありません。

更に今は、帰国困難の状況での入管の特例措置で多くの外国の若者達が日本国内での就労へ、、、。もちろん100%帰国困難な国は少ないですから、少ない航空便のチケットを買って帰国する若者もいます。

その中で起きてるのが、新規入国がなくなり、人手不足で困っている業界と、特定技能という新しい在留資格を使って日本での就労に就こうとする技人国での就職の出来ない留学生や日本に残って稼ぎたい実習生。

共に違法ではありませんが、予想通り発生しているのが、技能実習生の引き抜きと、既に特定技能で働いている若者の転職の勧誘。

「特定技能雇ったのに、直ぐに辞めてしまったよ」
「手続き進めてたのに、都会へ行くって行ってしまった」
「3号にならずに、特定技能になると東京行ったのに、何故か戻りたい！って連絡が来た😱。　どうも手続きできなかったみたい」

皆様のお耳にもそんな話は届いていると思っています。

技能実習ではよく話をするのですが、

【候補者や送り出しに対して】

最低3年間預かる外国の若者。　その仕事に対する興味や特性、3年間継続する日本語教育や技能実習に対する意欲と継続可能な能力や性格の判断。

まずは若者達が要件を満たしている事。その指導を実行している送り出しの選定。
ここ間違うと、モンスター君が空港から降りてきてしまいます。

【雇用する企業へは】

法遵守が基本である事。
継続した育成指導が必要である事。
それまでの生活、文化に大きな差がある事。
日本語は殆ど通じない事。
日本に根の生えていない根無草なので、他との比較、断片的な情報、同胞からの情報に強い影響を受ける事。

【直接外国の若者と接する方達には】

貴方が教えてない事は、たとえそれが非常識な事であっても、犯罪であっても、絶対に怒らない事。
教えてから怒って下さい！というのを、何度も説明しています。

開けたら閉める、出したものを元に戻すなんてのが習慣となってる子は多くありません。
道路や川がゴミ箱の国もあります。土間の生活でテーブルに溢れたものはそのまま下へで20年生きてきた子もいます。靴を脱ぐのはベッドで寝るときだけの子もいます。裸足の生活に慣れてる子もいます。1年中開けっ放しの家に住んでる子もいます。トイレもシャワーも外で目隠しのないのも有ります。
掃除機や電子レンジ、ましてやオーブンレンジなんての触ったことのない子もいます。
交通違反も数ドル渡せば、はいどうぞ！の国もあります。

まずは貴方が、教えてあげてください。何度も何度も、できるようになるまで教えてあげてください。

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さて、、引き抜きや勧誘の場合、仲介に入る方達は、外国人の見極め、受け入れ企業の見極め、、、それぞれの見極めはどうするんだろー？　両方を見極めないとマッチングできないと思いんだが、、。もしかして、それぞれ自己責任？？　そうなの？😱😱😱😱😱

どんな人材なのか、わかってるんだろーか？　どんな仕事に向いてるか、その後5年間頑張れる可能性があるのかないのか、、履歴書じゃわかんないと思うが、どうやってるんだろー？

事前面接？？　それしかないよねー。　紹介したが、すぐに辞めてしまったら、、信用失くすよねー。

日本人の募集以上に大変なのでしょうね。　頑張ってください。

既にミスマッチは発生してますから。

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入国緩和はまだ時間がかかりそうなので、、このミスマッチを増やさないために、、、、、

★留学生

・N4レベルは、ほぼ、なんちゃって留学生だと判断しても良いかもしれません。　アルバイト目的で無ければ、1年も日本語学校で勉強していればN3レベルには到達しています。
どのようなアルバイトをしていたか、学校ではどのような勉強をしていたか。日本に来た目的は？　今はどうなりたいのか？

よく話を聞いてあげてください。
履歴書見ても分かりませんから。

★技能実習生

日本語レベルは？
勉強はどうやって？
どんな仕事が出来るのか？
どんな仕事が嫌なのか？

★共通の質問

貴方はこの仕事のことをどのくらい知っていますか？
どんな作業をするか知っていますか？
毎日、勉強を続けられますか？
給料は手取りで何円欲しいのですか？
帰国したいですか？
永住したいですか？

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そして、、、技能実習生の場合、優秀で企業との信頼関係ができてる若者は、転職したがりません。企業も監理団体も可能な限り引き留めにかかってますから。
逆に、能力レベルが低くて帰国させても良い実習生には、それなりの対応となっています。
少し頭の片隅にでも入れておいてください。
これをひっくり返すには、かなりの処遇で釣り上げる必要があると思いますが、、結果的に、能力と処遇のミスマッチなんてのも起こりますからご注意下さい。

賃金には地域差が有るので、更に複雑な状況が生まれています。　帰国困難なので、あと少し働こうと考えると、、就労期間に限りがあるわけですから、仕事の内容、自分の能力を無視して、都会のより高い処遇に惹きつけられて、、なんてことも少なくありません。

日本人の採用以上に、外国人の若者とのマッチング、失敗しないように頑張ってください。日本人の若者なら、「やり直せば良いよ」「チャンスはいくらでもあるから」なのですが、、、
外国の若者には在留期限があります。何度も何度も失敗するわけにはいきません。

仲介される場合、そのマッチングには十分注意して、マッチングさせてあげてください。

キーワードはマッチングと定着。

数年後、法務省や厚労省から、「特定技能外国人の定着率」ってのが公表されると思います。

技能実習の定着率が97%超。

※原則自由な転職不可ですからこうなるのですけどね。😄😄😄😄

日本人の定着率が、少しデータ古いですが、この程度。